今回は「ASRock B660M REV. 1.01」と基盤表面に書かれているマザーボードについて調べてみたのでそのまとめです。
↓のこれ
自分の使ってるBTOパソコンに載っていたマザーボードが上記の型番だったので調べたって感じで、ASRockの公式サイトを見ても同じものは載っておらず、型番で検索しても中々ヒットしなくていろいろ苦戦した挙句、該当する情報にたどり着いたので主に自分用にまとめておこうと思った次第です。BIOSのアップデートはできないと考えたほうが良さそう。今だと中古で流れてたりしてますね。
形自体はASRock B660M-HDVに似てるんですが、USBポートが一つ少ない、D-Subポート、PS/2ポートが無いといった違いがあるので別物になります。
「iiyama PC STYLE-M06M-124-UHX」というモデル名のPCの商品ページに、このマザーボードの詳細が書かれていました。URL張るのはちょっと気が引けたので検索は各々で行ってください。
ページを開いてもらったら、「製品仕様を見る」というところをクリックすると、マザーボードの端子の詳細などが確認できます。
どうやらこのマザーボードは、パソコン工房さんのBTOデスクトップパソコンのみに載せられているみたいで、自分が使っているPCはIntel12世代corei5のCPUが搭載されたLEVEL ∞ブランドなんですが、それにも載せられていました。
端子全部載せるのは面倒なので背面端子だけ載せておくと、
USB 3.2 Type-C x1
USB 3.0 Type-A x2
USB 2.0 Type-A x2
1000BASE-T LANポート←1Gbpsのやつ
Displayport
3.5mmイヤホンジャック(ライン出力 x1、ライン入力 x1、マイク入力 x1)←3極端子のやつ
となっています。
USBは表記が紛らわしいことで有名で、規格名か表記名のどちらを用いるかはメーカーが各々の判断で決めていたりするみたいですが、パソコン工房さんの場合、USBの記載については規格名を用いるとの記載があり、上記のUSB端子と照らし合わせると、
USB 3.2(USB 3.2 Gen2x2) Type-C x1
USB 3.0(USB 3.1 Gen1, USB 3.2 Gen1) Type-A x2
USB 2.0 Type-A x2
ということになります。えっ、Gen2x2なんすか……?
てなわけでベンチマークテストです。
あいにく、自分の手持ちの機材にはGen2x2に対応しているものが無かったためGen2までの計測となります。Gen2対応とはいっても外付けケースに入れたSATA接続SSDなのでGen2の計測でさえ怪しいですが。
今回の計測で用いたのは下画像のこちら
KIOXIAの960GB SATA SSDと玄人志向のUSB 3.2 Gen2対応外付けケースです。
未だにSATA接続のSSD使ってんの?とか言わないでください。安かったんです
SSDは、商品ページによると読み込み最大555MB/s、書き込み最大540MB/sのようです。
外付けケースはType-C to CケーブルとType-A to Cケーブルが付属しており、USB 3.2 Type-Cのほうは、Type-C to Cケーブル、USB 3.0 Type-Aは Type-A to Cケーブルを用います。
計測はみんな大好きCrystalDiskMarkを使います。
普段から普通に使ってるSSDだから多少保存してるのは許して
初めにUSB 3.0(Gen1)接続時の計測から。こういうのあんまり詳しくないので素人目線になりますが5GbpsにGen2対応のストレージを接続するとだいたいこのぐらいの速度になるようです。
次にUSB3.1(Gen2)接続したときの速度です。ReadもWriteも500MB/sを超えていて、SSDの最大値に近い値が出てます。USB 3.0接続時と比べてReadのほうは大体90MB/s程度上がってますね。Gen2以上の性能を持っている可能性がありそう。
Type-CついてるのはありがたいんですけどBIOSのアプデができないのはちょっと痛手かなって感じはします。まあ12世代CPUだから、13、14世代CPUと違って問題ないんですけどね。